少年事件を起こした私についた弁護士

少年事件を起こした私についた弁護士

もうだいぶ前のことになりますが、私は、少年事件の加害者となりました。

本当にお恥ずかしい話ですけれど、その頃の私は、世の中のあらゆることに反感を持ち、暴力的で、頭に血が上ったら何をするかわからない、そんな性格の持ち主でした。

典型的な不良少年ですよね。

そして私は、毎晩毎晩家を出ては夜遊びをし、同じような仲間とつるんで、本当にどうしようもないことばかりを繰り返していました。

結果、少年事件を引き起こしてしまったんです。

今思い返せば必然のように思われますが、当時の私は、どうしてこんなことになったのだろう、とやっと我に返りつつも、激しく後悔していました。

もう一度チャンスがあったら、やり直したい。

そう強く願いました。

その願いを叶えてくれたのが、わたしを担当した弁護士さんです。

彼には本当にお世話になりました。

胸の内にあった私の不安を、その弁護士さんはことごとく解消してくれました。

そうして、更生の道を示してくれたんです。

少年事件の加害者となった私と、弁護士

人生で最もお世話になった人を挙げろと言われたら、私は少年事件の時にお世話になった弁護士さんを挙げます。

親にももちろんお世話になり、感謝していますが、それでもやはり私はその弁護士さんに一番お世話になりましたし、何より尊敬しています。

今こうして私がまともに働けているのも、すべて弁護士さんのおかげですから。

当時、私は少年事件の加害者となって、拘留されていました。

親にも、警察にも、被害者にも、すべてに反感を持ち、反省するつもりなど毛頭ありませんでした。

そこに颯爽と現れたのが弁護士さんでした。

もちろん私は、始め彼の言うことにきく耳など持ちませんでした。

見知らぬ大人というものがとにかく嫌いでした。

少年事件が得意な弁護士

しかも、賢そうだったので、ますます嫌になったんです。

けれど、彼は私に根気よく話しかけ続け、そして、敬意をもって接してくれました。

十五、六の少年にですよ?それから私は、彼の態度に感銘して改心し、更生の道を歩み始めたんです。